2018-03-28 第196回国会 参議院 本会議 第9号
イージス・アショア関連経費やオスプレイ、F35ステルス戦闘機調達など、有償軍事援助、FMSによる米国からの兵器調達は四千百二億円に上るとともに、次年度以降の後年度負担は、年間予算に匹敵する五兆七百六十八億円に膨れ上がっています。アメリカの兵器を買えというトランプ大統領追随の姿勢は断じて容認できません。
イージス・アショア関連経費やオスプレイ、F35ステルス戦闘機調達など、有償軍事援助、FMSによる米国からの兵器調達は四千百二億円に上るとともに、次年度以降の後年度負担は、年間予算に匹敵する五兆七百六十八億円に膨れ上がっています。アメリカの兵器を買えというトランプ大統領追随の姿勢は断じて容認できません。
それで、例えばインフラなら、ことしやりたいのを来年に回そうかというのもあり得るかもしれませんが、子供たちの教育費、あるいは義務教育の予算、あるいはF35の戦闘機調達費用、こんなものは先送れませんよ。何があっても、むしろもっとたくさん買うべきだ、F35なんて、安くですよ。何か一夜にして下がった話はまた今度やりますけれども。
そして一方、これは今月の二十六日ですから三日前ですか、米国のシンクタンク、防衛・軍縮研究所、ここにおきまして、世界各国の戦闘機調達の現状と将来の展望をまとめた報告書「兵器生産のジレンマ」、こう題するレポートが発表されました。
F15J要撃戦闘機、調達数二百機で、一機百三十七億円、総額二兆七千四百億円。それからまた、湾岸戦争で私ども初めて知ることができた地対空誘導弾ペトリオット、調達数が六・七五個群プラス二セット、これで五千二百四十五億円というふうに大変な装備をなさっているわけでありますが、これは我が国の防衛上、どういう計画でどういうものを予想しながらこれだけのものを必要としているのか。